邦ロックの勧め2

 

こんにちは、いもけんぴです。

今回は邦ロックの勧め2ということで、前回に引き続きお勧めしたい邦楽ロックバンドを紹介したいと思います。

 

↓前回記事

imokempi17.hatenablog.com

 

 

 

前回の方式に引き続いて、5つのバンドをアルファベット順に紹介していきます。

今回はメディア露出がそこまで高くない、そんな中でも人気を誇るバンドを集めてきました。それではどうぞ。(以下、常体)

 

 

 

 

 

 

BIGMAMA(ビッグママ)

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従来のロックサウンドにバイオリンの音を加えることで、他のバンドとは一線を画した音楽づくりを行う5人組バンド。

このバンドの特色は何と言ってもバイオリンを加えた音作りと、独特の世界観が感じられる歌詞に詰まっている。

ファンとして長年聴いている私でも、臭いと感じるほど甘い歌詞や、物語調で語られる歌詞には、どこか恥ずかしさを感じながらも奥深いメッセージが込められている…ように感じる。()

また、アルバムごとに音楽性が少しずつ変遷していくのがわかるバンドでもあり、毎回新しい試みを加えてくるのだが、少し耳にしただけでもBIGMAMAの曲だとわかってしまうほどその特色が強い。

ロックとクラシックを融合した曲を題材にしたアルバム「Roclassick」シリーズは非常に評判が高いので是非聴いてもらいたい。(よって、代表曲より一曲リンクを張らせていただく)

ライブは女性層が割と多く、ライブKIDSがたくさん沸くバンドでもあるため、初めて足を運ぶ方は面食らうかもしれない。しかし、それほどファンとの距離も近く、エンターテイメントに富んだステージであることは間違いない。

 

 

代表曲ーCPX、荒狂曲”シンセカイ”

オススメ曲ー秘密、#DIV/0!

 

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・GOOD ON THE REEL(グッド・オン・ザ・リール)

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 バンドの世界観が非常に強く、ノリノリで体を動かしたくなるというよりは、じっと聴いていたくなるような深い曲作りをする5人組バンド。

全曲、日本語で作詞され、心が現れるような人間味深い歌詞が特徴。イメージとしては、BUMP OF CHICKENRADWIMPSの聴かせる曲のそれに近い。

ロックKIDS()の間では感情的な曲を"エモい”(なんとなく寂しい気持ちや悲しい気持ちを表すコギャル語)と形容されることがあるが、まさにその言葉が当てはまる。

ライブに一緒に行った女友達が、このバンドの演奏を聴き終えた後に、「心にずっしり来てすごくよかった」と言いながら、強く握りすぎて爪の跡がはっきりとついた腕を見せてきた。正直引いたが、少しこじらせた方や、傷心を癒やしたい気分の人には非常にお勧めのバンドである。

少し嘲笑的になったが、ライブ自体は非常に素晴らしいもので、彼らが客をあおることは一切なく、ただひたすら演奏を通して彼らの世界観に引き込まれていく、そんなステージだった。

 

 

代表曲ーいらない、夕映

オススメ曲ーGrowing yellowish、コワシテ

 

 

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the HIATUS(ハイエイタス)

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「音楽やアート、表現者たちのプロジェクト」をテーマに、前回紹介したELLEGARDENのVo.細美武士が立ち上げた実力派集団。

まさにアーティストと呼ぶにふさわしい芸術的なロックを体現しているバンドであり、

一人ひとりがロックバンド界では名の知れた実力派の著名人たちである。

疾走感の強い現代のハードロックとは、かけ離れた音楽を展開しており、どこか哀愁漂う曲作りが目立つ。

結成当初はELLEGARDENの活動が休止して間もないころであり、どこか悲壮感を感じさせる時期こそあったが、現在は非常に生き生きと新しい音楽づくりを楽しんでいるように映る。

ライブではオーケストラを従えたツアーが行われるほど、非常に凝った音作り、演出を手がけており、まさに表現者たちのステージとなっている。

ゴチャゴチャうるさく激しいだけがロックスタイルではないことを教えてくれる、そんなバンドである。

 

 

 

代表曲ーInsomnia、紺碧の夜に

オススメ曲ーベテルギウスの灯、The Flare

 

 

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(16分51秒~ベテルギウスの灯)

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・WHITE ASH(ホワイトアッシュ)

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Vo.のび太の甘くセクシーな声と、ゴリゴリの重低音を売りにした音楽を展開する4人組バンド。

英バンドの影響を強く受けており、非常にイメージが重なる曲が多い。

また、響きを重視した作詞で、でたらめな英語を並べただけの曲が多く、歌詞にはほとんど意味がない点が強い特徴。

この点は自分も不思議に思っていたが、母国語が英語ではない日本人にとっては、キャッチ―で頭に残る単語の羅列でも全く違和感なく聴けるので、返って功を奏しているような気もする。

私自身、このバンドの代表曲”Jails”を初めて聴いたときは、その響きの良さに全くそんなことは気にならなかったし、気づかなかった。

ライブではノリノリのロックサウンドから、甘く聴き惚れるようなバラードまで、近年の若手バンドの中では、群を抜いたパフォーマンスと言っても過言ではなかった。

残念なことに、今年三月に自身のベストアルバムをリリースして解散することを発表しており、ライブではもう拝むことができない。

しかし、非常に実力と魅力を兼ね備えたバンドなことは間違いないので、是非一度試聴していただきたい。

 

 

代表曲ーJails、Velocity

オススメ曲ーCrowds、Thunderous

 

 

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 ・グッドモーニングアメリカ

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中毒性の高いリズミカルな音楽を特徴とした、4人組バンド。

このバンドの強みは縦ノリの音楽だと考えているが、実際にダンスナンバーが非常に多い。そのためか、ポップで聴きやすく、普段ロックを聴かない方でも違和感なく聴くことができるだろう。

Vo.金廣慎吾の声も、ロックバンド独特の癖が全くなく、すっと耳に張る。

時折、バラード調の曲を手掛けることがあるが、その完成度と、イメージがぐっと変わるギャップがとても良い。

中でも、”餞の詩”はとても自信を持って推せる一曲である。

ライブはお得意のダンスナンバーを中心に、エネルギッシュでとても楽しいステージだったが、オーディエンスの熱が強く、モッシュ、ダイブが多いのでその点は注意。

 

 

代表曲ー光となって、だけど不安です

オススメ曲ーウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ、餞の詩

 

 

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今回は以上です、ありがとうございました。